インスタント別離

 

 

 

若さを売って精神を擦り減らして、買ってでも得たい若さなのに、私は何をしているのだろう。

だって値をつけなかったら無銭で搾取しようとするでしょう。

馬鹿な若者だと笑われて、都合良く扱われて、ひとりの人間としても見てもらえていないことは痛いほどわかりきっている。

私は欲を満たす機械じゃない。

そんなふうに諦めたくない、強くありたいのに。

認めたくないけれど、貴方を哀れに思うのは自己防衛本能でしかない。

私を転がす他人が言い訳のように口にする言葉は全て正しい。

でも未来は見ない振りして今を生きたい。

私は欲を満たす機械だ。